始めて野球をした子

初めて野球をした子供と言うのは、びっくりするくらい動けない事が多いです。

ボールを投げれば前足が大きく外へ開き、投げる手はサイドスローともアンダースローともつかない位置からリリース、投げ終わった後も軸足は後ろに残ったまま。

バットを振らせれば、まるで居合い抜きでもやっているかのような、ヘッドが下がったドアスイング。

でも、もし自分の子供がそうだからと言って、気にする必要はありません。


私が見てきた限り、何も言わなくても最初からそれっぽい動きができるのは、10人の子供がいればせいぜい2人いるかいないかくらい。
その他はみんな同じような動きを見せます。

全体的に、私達の子供の時では考えられないくらい、子供の運動能力は落ちていると思います。

一方で、何も言わなくても、最初からちゃんと野球っぽい動きができる子もいます。
その違いはどこにあるのでしょう?

例えば投げ方ひとつを取ると、最初からできる子は、幼少期から物を投げていた事が多いようです。

神経や骨格の発達していない小さな子は、無意識のうちに自分の体に一番負担のかからない動きをすると聞いた事があります。

つまり、負担のかからない動き=野球で言うと正しい投げ方となりますから、それを繰り返すうち、小学生の時には正しい投げ方に近いものが出来上がってる、と言う事になるのでしょう。


ではそれが野球の才能に直結するのか?と言うと、残念ながら必ずしもそうではありません。
少年野球チームに入った時に何も言われずにできた子が、最後まで一番上手かと言うと、決してそんな事はないのです。

教え方と、本人の努力次第で、卒団時には実力が逆転していた例を、私は見ています。

大事なのは、子供を指導する周りの大人が、本人が進んで努力する環境と、結果の出るコーチングをしてあげる事だと思います。
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