バントの練習は野球の幅を広げる

私がいたチームは毎年、どちらかと言うと攻撃型のチームでした。

4年生の9番打者までよく打つチームが多かったです。
一方で、6年生の3・4番打者に平気でバントさせたりしていました。

クリーンアップがバントを決めて大喜びするチーム。
下位打線の下級生が打って試合を決めるチーム。

少年野球では打つ事が一番楽しい子がほとんどです。
9人が全員打つのが得意だったら、それは子供達が楽しんでるチームだと思うんです。

それが理想ではあるけれど、私は同時に、常にバントやフォアボールも重要視していました。

「打つ事が仕事」のはずのクリーンアップの子が、バントして喜べるのは良い風習だったなと、我ながら思ったりします。


私は練習の内容においても、バントの練習の時間をとても多くとっていました。
他のチームの事はよく分かりませんので比較できませんが、バント練習の割合は多いチームだったと思います。

チームで簡易的なマシーンを持っていましたので、父母会のお母さんにマシンの操作をお願いして、ひたすらバントの練習をさせる事もありました。

もちろんただバントをさせるだけではなく、一三塁側両サイドに置いたコーンを狙うバント、標的を狙ったセーフティーバント、タイミングぎりぎりのセーフティーバント、ワンバンや頭より高い球でもスクイズを決めるバント等々、バリエーションを持たせていました。

来た球を転がすだけのバントだとつまらないかも知れないけど、色々と状況を変えてだと、バント練習でも意外と楽しんでやるんですね。

結果、バントはほぼ確実に決めるようになってきました。

バントをいつでも決めれたら、作戦も色んなパターンで仕掛けられますから、試合がまた楽しくなりました。

ベンチの大人も、ゲームをしている子供達と一緒に楽しめる。
少年野球って、本当に面白いですよね。

圧倒的にスイングスピードを上げる練習法

前回、長くて重たいバットを使って、ドアスイングを矯正する練習法をご紹介しました。

長くて重たいバットを使って得られる効果を、もう一つ思い出しました。


私が監督をやらせていただいていた時、たまに2〜3人の選手を呼んで、個人練習を見てあげていました。
その時は主に、ティーバッティングをしていました。

使うボールは硬式ボールを使いました。
硬式を使う理由は、芯を食う感覚を覚えさせるため。

硬式は軟式と違い、芯を食った時とそうじゃない時の違いが顕著です。

どのポイントで、どの角度で、バットのどの位置に当てれば芯を食うのか、口で説明するより体で覚えさせた方が早いです。


そして、バットはもちろん大人用のバット。


6年生でもパワーのある子じゃないと、まともに振れません。

最初は振れていても、300・400と数を振る内に、バテて来ます。
その前に手の皮をむいてしまいますが・・・。

そして500球や600球くらい、しこたま振った後、自分のバットを振らせると、とても面白い事になっています。

ものすごいスイングスピード。
まるでプラスチックバット。

自分のバットをプラスチックバットを振り回すように扱えますから、子供達も面白がります。
手の皮がベロベロになってる事なんて忘れて。

例外なく、自分のスイングスピードが明らかに上っている事を実感できます。

こう言った、辛い思いをさせて楽しみを与えてあげるのって、とても大切だと思います。

その意味でも最適な練習だと思っています。


何はともあれ、
長くて重たいバット→短くて軽いバット(と錯覚する自分のバット)
これを繰り返すうち、自分のバットはおもちゃのように振れる様になりました。

打席に入る前にトレーニングバットを振ってから自分のバットを振ると言うのは、その打席のスイングスピードを上げる方法としてはよく使われる方法と思います。

そうじゃなくて、普段からそれをやっていれば、絶対的なスイングスピードが上がります。

誰でもそうなります。

バットと硬式球が必要ですから、お金がかかりますけど・・・。

ドアスイングを直す練習法

前回前々回と、素振りの必要性を語らせていただきました。

今回は、具体的なバッティング練習法について触れてみたいと思います。

ただ、バッティングは個人個人で癖や修正点が違ったりするので、一概にこれが良いと言うものはありません。
あくまでも、経験から私なりに一般的には良いと思う事を、ご紹介して行きたいと思います。


小学生で野球を始めた子にバットを降らせると、ドアスイングになる子がほとんどです。
最初からきれいなスイングができる子は、ごくごく一部です。

なぜかは分かりませんが、振り慣れていないと、きっとあれが一番楽なんでしょうね。


それはさておき、まずドアスイングの何が悪いのかを考えてみましょう。

1・肘を起点にした腕のしなりを使えないので、遠心力が弱くなり、スイングスピードが遅くなる

2・バットが体の遠くを回るため、ボールに当たりにくい

3・ヘッドが返る前に体が開ききってしまうため、ボールを捕らえられない
と言うかそもそもヘッドが返らない

こんな所でしょうか。
他にもあるかも知れませんが、思いつきません。

とにかく、基本的にはバットは内側を通って体の近くを回る事と、体が閉じた状態でヘッドを返す事が肝心です。


でも、これを小学生の子供に口で教えようとしても、なかなか伝わりません。

一番良いのは、素振りをしながら勝手に感覚を掴ませる事。

そこで役に立つのが、長くて重たいバットです。
長い竹バットとか、大人が使うようなバット。

それぞれの体力に合わせて選ぶと良いと思います。

非力な低学年の子には、600gくらいの細めの木製バット。
パワーのある高学年の子には、中学硬式用の木製か竹バット。
こんな感じでしょうか。

長くて重たいバットは、遠くを回そうとすると、重たくて振れません。

まともに振ろうとすると、体の近くをコンパクトに回すしかなくなります。

振り始める前に、両足前の適当な位置に線を引き、グリップをその内側を通して、一気にヘッドを返すイメージを持たせると良いでしょう。

これだけでドアスイングを矯正できる子もいました。
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